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 ※あくまで参考記事です。ヨード制限食については病院の先生の指示を仰いでください。

 ※誤った見解があればコメントをいただけると幸いです。

 ※私はガン患者ですが医療関係者ではないため、アブレーションについては以下をご覧ください。またアブレーションには外来とそうでないものがあるようです。実際の治療についてはお医者さんの指示を仰いてください。



■負担なく過ごしたいものです^ ^

 おつかれさまです。@gorolibです。

 昨日から甲状腺ガンのアブレーション治療が始まりました。

 アブレーションとは甲状腺ガンで患部を全摘した後も「細胞レベルで残っている可能性のあるガン」を破壊するための治療です。これは平たく言うと内部被曝です。放射性ヨウ素を服用して、体内から放射線でガン細胞を破壊するのです。

 体内でヨウ素を養分とするのは甲状腺しかありません。ガン細胞とはDNAの損傷による細胞の異常分裂ですから、残っているガン細胞も「元を正せば甲状腺の細胞」なわけで、やっぱりヨウ素を養分としています。


■放射性ヨウ素でやっつける

 甲状腺を全摘した後、体内でヨウ素を養分とするのは「残存する甲状腺由来のガン細胞」だけです。そこに放射性ヨウ素を与えて破壊するというわけです。

 ヨウ素には放射性と非放射性があるようで、原発事故のときに近隣住民に非放射性ヨウ素が配布されたのは「甲状腺が放射性ヨウ素を取り込まないように、非放射性ヨウ素で満たしておく」ためなのですが、アブレーション治療はこれの全く逆をやるわけですな。

 ガンと原発、どちらも人間が完全に制御できないもの同士をぶつけているわけですから、科学技術というのは皮肉なものです。


■ヨウ素の飢餓状態をつくる

 前置きが長くなりましたが、アブレーション治療の前にヨウ素の摂取を控える「ヨード食制限」というものを2週間やります(ヨウ素とヨードはこのブログでは同様としています)。

 なぜヨウ素を控えるかというと「残存する甲状腺由来のガン細胞」を飢餓状態にしておくためです。2週間飢餓状態になっているところにアブレーションで放射性ヨウ素を与え、ガン細胞を破壊するというわけです。


■ヨウ素を控えるには?

 ヨウ素を控えるには、昆布やひじきなどの海藻類全般を食べないようにします。ヨウ素がたくさん含まれるからです。昆布だし、昆布つゆなど昆布エキスが入っている調味料は全部だめです。

 これは病院によるようですが、私の通う病院では「海のもの全般がNG」と言われました。海藻を貝類や小魚が食べ、それを中型魚が食べ、それを大型魚が食べるという食物連鎖があるためです。

 ちなみにヨード制限食をすると「ヨウ素はワルモノ」に見えてきますが、全く逆でありカラダに必要なものですので、念のため。また「迷ったら取らない」が基本方針です。


■海塩をどうするか問題

 さて「海のもの全般がNG」ですので、当然海塩もダメです。精製塩、つまり塩化ナトリウムにしてくださいとのことでしたが、今どきはそんなもの売ってません(笑)。赤いキャップの食卓塩は昔は原材料が塩化ナトリウムだった気がしますが、今では「海塩」と明記されています。

 そこでたまたまスーパーで見つけた「イスラエル産、死海の湖塩」なるものを使いました。湖なら良かろうと。まあ死海産の塩にヨウ素が含まれないかまでは研究しませんでしたが最後は「気は心」ですかね…(^_^;)


■岩塩はヨウ素を含むかも

 岩塩なら良かろうとも思ったのですが、外国産の岩塩はヨウ素を「あえて加えている」ものがあるようです。ちなみに国産の岩塩は皆無でした(地理的な理由のようです)

 ここまで読むとすっかり「ヨウ素はワルモノ」になってしまいますが、とんでもない。ヨウ素はしっかり摂取しなくてはならないものです。岩塩が取れるところは海がなかったりするので、あえて足しているようなのです。


■海藻原料の寒天もだめ

 テングサ(天草)を原料としている寒天もNGです。ただしゼラチンは動物性なのでOKなんだそうです。


■増粘多糖類もだめ(成分表を見る習慣)

 増粘多糖類とは聞きなれませんが「食品にトロ味をつけるためのもの」のようですね。これにもヨウ素が含まれています。食品の成分表を見て「増粘安定剤(増粘剤、安定剤、ゲル化剤、糊料)」などと記述があるものはそのようです。私の大好きな中濃ソースやプリンにも入っていました。植物由来もあるようですが「カラギナン」という表記があったら、それは藻類から抽出したものなのでだめですね…。このあたりも「迷ったら取らない」が吉です。成分表を見る習慣がつきました(笑)



■外食はだめですね…

 これだけ注意が必要ということは外食はだめですね…。何が入っているかわかりませんから(成分表を見ることができない)。コンビニでも買い食いも、お菓子もやめたほうがいいでしょう。幸いジャンクフードにはさほど興味はありませんが、調味料で言えば「麺つゆと中濃ソース」を食せないのは辛かったです。


■この記事をまとめてわかったこと

 この記事をまとめてわかったことは「だから甲状腺は全摘だったのか」ということです。

 アブレーションとは残存する甲状腺由来のガン細胞を破壊する治療ですが、健康な甲状腺細胞を残しておくと、アブレーションができないのですな。放射性ヨウ素で甲状腺由来の細胞を破壊するのですから「健康な細胞もやられてしまう」わけです。


■依然としてわからないこと

 ただ、わからないことも2つ出てきてしまいました。

 1つ目は、ヨウ素ってもう摂取する必要ないの?ということ。体内でヨウ素を養分とするのは甲状腺しかないわけですから、甲状腺を全摘したということは、ヨウ素ってもう摂取しても吸収されないんですよね?もし「残存する甲状腺由来のガン細胞」があるのなら、それらを活発化させない(養分を与えないためにも)ためにも「むしろずっと取らないほうがいいのでは?」と思ってしまいました。この辺りは先生に次回聞いて見ます。

 2つ目は、原発事故で出た放射性ヨウ素が甲状腺のDNA損傷を起こしてガン細胞として増殖するのに対して、「残存する甲状腺由来のガン細胞」にも放射性ヨウ素を使うということです。よーく考えてみると意味がわからないww。この辺りもう少し研究が必要なようです。


■家人には感謝しかありません

 なお2週間のヨード制限食には家人の協力なしにはなし得ませんでした。改めまして奥様ありがとうございますm(_ _)m

 お役に立てれば幸いです!ではでは出羽の海。