■ 資料を引用しコメントしました
こんにちは!@gorolib です。
東京都の小池知事は、2020年5月29日に「ウィズコロナ宣言」を発表しました。新型コロナウイルスとは、共生が必要ということです。
新型コロナウイルスには、まだまだ不明点が多い。コロナ時代がどうなっていくのか、日々情報を追いかける必要があります。
これまで、各社各様のまとめが散在していますが、わかりやすい資料があったのでご紹介します。
参考:『夜ふかし』が開けたパンドラの箱 テレビからひな壇消える可能性 | マネーポストWEB
この中に「コロナで「消えるもの」「新常識になるもの」50」というリストがありました(出典:女性セブン2020年6月11日号)。
大滝詠一さんは、かつてラジオ番組で「以前に大衆に愛されたものは、必ず形を変えて復活する」とおっしゃっていました。
参考:新春放談 山下達郎 大滝詠一 1999年2回目 - YouTube(38分8秒から)
コロナで消えるものには、「やむなし」というものと、人々に熱望されて形を変えて復活するものがありそうです。
新しい時代のビジネスとして、研究の余地がありそうです。
■ ビジネス
・印鑑がなくなる
・ビジネススーツからおうちフォーマルに
・訪問営業がなくなる
・握手は禁止。全世界において挨拶はお辞儀に
・終身雇用がなくなる
・テレワークでのセクハラパワハラが増加
・会社訪問や集団面接がなくなる
・都心のオフィスがなくなる
・ハッキングなどのサイバー犯罪増加
印鑑は、絶滅させるきっかけがなかっただけで、時間の問題でしたね。また、移動や対面が減れば、身だしなみへの気遣いは減ります。
香水やコロン、制汗剤などの需要も下がるでしょうね。
お辞儀については、日本では当たり前ですから「何をいまさら」ですね。
また、たびたび社会問題化する「オンラインでの言葉遣い」は、小さい頃から教え込まないといけないですね。大人も相当勉強しなくてはなりません。
■ 街並み
・立ち飲み屋が消える
・串カツ店の「二度づけ禁止」が死語に
・キャバクラ、ホストクラブなど水商売が衰退
・公衆電話、公衆トイレが減少
・喫煙所が消える
・ティッシュ配りがいなくなる
・満員電車なくなり自転車通勤・通学が増える
・新幹線に個室が復活
立ち飲み屋や水商売が消えるのは寂しいですが、3密(密閉、密集、密接)が完璧にそろっているので、仕方ないですね。
ただし、これらは「大衆に愛されている」ものなので、形を変えて必ず復活します。研究テーマは「いったいどこが愛されているのか」ということです。
不衛生だったり、衛生を保ちづらいものが消えるのは、やむを得ません。喫煙所は、もう復活しないでしょうね。
また「もので配る」ことも、復活しづらいでしょう。ウイルスを配ることになりかねないからです。広告活動にならない。ティッシュもチラシも同じです。
残念ですが、紙媒体は一気に衰退すると思われます。病院や美容室での雑誌の回し読みは、かなり抵抗感が出てきましたよね?
■ 住まい
・都心、駅チカのタワーマンションが暴落
・テレワーク用の小部屋つき物件が当たり前に
・不動産の内見はVRが主流に
・暗証番号がなくなりすべて顔認証に
・ビルなどの入口にサーモカメラが設置される
・ドアノブが撤去される
・ダストシュートが普及
テレワークが当たり前になれば、都心に住む必要はありません。そのため、タワーマンションの価値は暴落するでしょうが、格安で再提供してほしいものです。
雇用や収入が不安定な時代になるため、住宅費が安ければ、家計は助かります。
また、すべてのドアを自動にする必要はないですが、足で開けられるようにはしてほしい。手軽に改造できるDIYグッズがあれば売れそうです。
■ 買い物
・コンビニ店員がいなくなりAI店員に
・ネットスーパーの利用者が急増
・スーパーや薬局もドライブスルーに
・置き配が当たり前に
・単身者世帯、高齢者世帯にもゲーム機が普及
私は、コンビニを「セルフレジの有無」で選ぶようになりました。セルフレジがあるところに行く、ということです。ただ、セルフレジでお酒が買えないのは残念です。「20歳以上です」と、画面をタッチするだけなのにね(^_^;)。
コンビニ店員さんは、ゼロにはならないでしょう。品出しや補充は、まだまだ人力が続くと思います。
ネット通販は安定でしょうね。ただし、物流のことを考えてあげないと、現場が持たない。まとめ買いとか、コンビニ受け取りとか、各自の思いやりが必要です。これは、日本人ならできます。
どうぶつの森は、早くスマホアプリになりませんかねぇ…(^_^;)
■ マネー
・現金、ギフト券がなくなる
・ATMがなくなる
・ウイルス保険ができる
私は、ほとんど現金を使うことがなくなりました。接触を避けるためです。Suica、PASMOなどの交通系マネーは、タッチレスの中でも最強ですね。あらゆる場所で使えます。ただし、オートチャージは使いすぎてしまうので、現金チャージにしています。
PayPay もいいのですが、交通機関(交通費や駅ナカの売店、自販機)に弱いのが難点です。
クレジットカードは意外に接触します。手渡しが多いのです。中国では老若男女ほとんどが「完全電子マネー」らしいですが、日本では、「現金でその都度チャージした電子マネー」が落とし所かもしれません。手堅いんですよね。
現金を扱う機会が減るにつれ、ATMの設置場所も減るでしょう。そのため、不便になって現金を使う人がさらに減り、最終的には「完全電子マネー」に移行するかもしれません。
■ 医療
・肥満率増加
・濃厚接触者追跡アプリが義務化
・オンライン診療が浸透
・通院者数や投薬量が減る
確かに、運動不足はなんとかしないといけません。お酒の飲み過ぎにも注意しましょう。
Zoom などのオンライン飲み会(リモ飲み)では、料理をつまむことが少ないので、お酒が進みすぎてしまいますよね。私は毎回、外飲みよりもヘロヘロになっています(笑)
オンライン診療はいいですね。病院が「じいちゃんばあちゃんの社交場」になっていた節がありますから…。投薬量が減るのと合わせて、社会福祉の財源が回復すると良いですね。
■ 文化
・「マスクありき」のおしゃれが浸透
・若い人もお中元お歳暮を贈るように
・チップ(心づけ)の文化が日本にも浸透
・オンライン恋愛、リモート婚が標準に
マスクは、すでにファッションの一部になりかけています。水着素材を採用したミズノのマスク(マウスカバーという名称でしたが)は、かっこいい。アクセスが殺到し抽選受付を一時停止しました。
スポーティさはもとより、リンクコーデ(旧ペアルックw)とか、ゴスロリとか、和風とか、はたまた礼服にも合うような「正装用マスク」などが登場するかもです。これは、今までのファッションアイテムのバリエーションから想像がつきそうです。
オンライン恋愛、リモート婚は興味深い。
二次元に恋しちゃうというアレのリアル版(ん?リアルってなんだ?)というか、人間版かも。そもそも、接触がなく、アッチが目的じゃないので「出会い系」とは違いますよね?
そうすると、恋愛ってなんだろう、浮気ってなんだろうということになる。
アラフィフのおじさんが、30代女子と出会って友情を深めるのは、恋愛なのか浮気なのか?これは、別途研究テーマとします。
■ エンタメ
・すべてのイベントがネット配信されるように
・映画館が減り、ネット配信に
・ひな壇芸人が絶滅
・ラジオが再び流行
山下達郎さんのラジオ(#sundaysongbook)では、おうちカラオケ、おうちアカペラなど、新しい配信方法を達郎さんが研究されています。生演奏の高音質配信も研究中とか。
生演奏が高音質で、しかも生放送できれば、いわゆる「実況」と連携できます。
「いいね」の数や瞬間風速?を「わあああ!」などと、歓声や音量に変換でき、スタジアムボードなどで映像化すれば、無観客でも盛り上がるはず。これは、ライブでもスポーツでも応用できそうです。
■ 教育
・都心と地方の教育格差が縮まる
・いじめは加害者が出席停止に
・集団登校がなくなる
・修学旅行や林間学校がなくなる
・プールの授業がなくなる
・袴姿の卒業生がいなくなる
誰でも人気講師の授業を受けられると良いですね。
林先生や池上彰さんのような「わかりやすさのプロ」が動画を作り、生徒はそれを見る。先生は授業をせず、生徒からの質問に答える。まったく新しい学校のスタイルです。
集合教育がなくなるのは、良いこともあると思います。
集合教育って、多感な時期に面倒な人間関係を学ぶものですから、苦痛が多いのです。不登校=登校しないこと(オンライン授業)という、「普通の意味」になるのは痛快です。学校が苦手な子には朗報です。私も、さほど学校は好きではありませんでした。
ただ、学校の思い出は格段に少なくなるでしょうね…。
青春の思い出なんて良いことばかりじゃないですけど、徐々に美化されて、人生後半の宝になることも多いです。プールの授業がなくなって「わーい!」という子は多いと思います。
■ 非接触の時代には温かみが熱望される
コロナ時代は、接触しない時代になります。温かさ、やわらかさ、ぬくもり、心といったものが希薄になる、ということです。
非接触の時代に、いかに接触の温かさを見出すか、これがビジネスの鍵になると思います。
お役に立てれば幸いです!
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