■ 流れやすいほうに進化する


 おつかれさまです。@gorolib です。

 2015年発刊の「流れとかたち」という本は、大変示唆に富んでいます。

参考:流れとかたち――万物のデザインを決める新たな物理法則

 あらゆる事象は、流れやすいほうに進化しているというのが、この本の趣旨です。

 人間の歴史は、いろんなことを流れやすくさせるための歴史だとのこと。

 移動については、馬車から車、電車や船から飛行機に進化しました。情報については、手紙から電話、インターネットへと進化しています。

 この「流れやすいほうへの進化」は、万物に及ぶそうです。

 大気や海流、溶岩流や樹木、血液に至るまで、すべては流れやすいほうに進化しています。

 つまり、地球上のありとあらゆるシステムに共通しているとのことです。

■ 仕事にも関係する


 万物に共通するということは、仕事にも関係します。

 上下関係が厳しくて、意思疎通がはかりづらい職場は、ミスが多いです。

 これは、情報が流れにくいということです。怒られるのが嫌で、さらに意思疎通が悪くなり、ミスが増えます。完全な悪循環です。

 出荷までに時間のかかるサービスは、どんなに中身が良くても衰退します。物流(物の流れ)が悪いということです。

 納品までに2週間かかるなら、質は落ちても翌日に届くほうを選びます。競合に負けてしまうのです。

■ ボトルネックを解消する


 流れが停滞する部分を「ボトルネック」と呼びます。文字どおり「瓶の首」です。ビール瓶は、これがあるからガバーッと出ないで済むのですが、流れをせきとめているとも言えます。

 どこで流れが滞っているのか、ボトルネックを見つけて解消すると、仕事はうまくいきます。

 お役に立てれば幸いです!