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■■はじめに

 おつかれさまです。GOROLIB DESIGNの渋谷吾郎です。

 唐突ですが、私はお金が大好きです。ひと月に自由に使えるお金が、3万円、6万円…と増えていったらうれしいですよね?

 時給で働けば、その分のお金を得ることができますが、それだけの時間を拘束されてしまいます。体はひとつですから、給料を得る仕事を掛け持ちするのには、限界があります。

 ところが、長い人生には集中的にお金が必要になる時期があります。このとき、体に負担をかけず、収入を増やす方法はないのでしょうか?

 私は昨年(2018年)、デザイン請負の他に、契約社員となって現場仕事を始めました。子どもが年頃になり、お金が必要になったのです。

 デザインだけで、家族を養えなくなったのは恥ずかしい話ですが、これが本書を執筆するきっかけになりました。

■ 時間を切り売りするしかないの?

 一般的に、仕事でお金を得るには、自分の時間(体力・知力)を切り売りするか、サービスや商品の対価として受け取るしかありません。

 前述の通り、時間の切り売りには限界がありますので、ここではサービスの提供や商品の販売について考えてみます。

 サービスの提供については、家事代行を思い浮かべてください。掃除や洗濯、家の修繕やゴミ出しを代行し、その対価としてお金を得るものですが、これも、時間の切り売りであり、収入には限界があります。

 一方、商品の販売については、仕入れや販売管理、出荷作業が必要です。手作りの小物やアクセサリーを販売する場合は、さらに制作に時間を取られますので、これにも限界がありそうです。

 それでは、商品をインターネットで販売するのはいかがでしょうか?

 現在(2019年1月時点)では、BASE やminne などのネット販売代行サイトにて、誰でも簡単にネット販売ができます。

参考:BASE (ベイス) | ネットショップを無料で簡単に作成

参考:minne | ハンドメイド・手作り・クラフト作品のマーケット

 いずれのサイトも、売り上げに応じた手数料は必要です。しかし、販売システムの構築に比べたら安いものです。商品や顧客、サーバーやシステムの管理コストを考えれば、積極的にこれらのサイトを利用し、販売管理をアウトソースすべきです。

 このように、ネット販売代行サイトを使うことで、販売管理の手間は省けます。しかし、仕入れや出荷作業は相変わらず残ります。

 それでは、モノではなく、情報を販売するとしたらいかがでしょうか?具体的には、私が note というサイトで販売している、プログラムや電子書籍です。

参考:note ――つくる、つながる、とどける。

 プログラムも電子書籍も、制作コストはかかります。この点は、小物やアクセサリー作りと同じです。しかし、商品が情報であり、ダウンロード販売ですので、仕入れや出荷の作業は一切不要となります。

■セミナーにも収入の限界があります

 セミナーやコンサルティング、ワークショップなどは、サービスと情報の両方の側面を持っています。講師が現地に行く場合は、サービスの提供となりますので、その収入には限界があります。1日に何都市も回ることができないからです。

 しかし、内容を文章にすれば、ダウンロードコンテンツとして情報の販売ができます。何種類のセミナー内容でも、本人が出向かなくてよいので、収入の限界を迎えることはありません。

 情報のダウンロード販売は、複数の収入を得たい人にとって、画期的なことです。仕入れや販売管理、出荷作業なしに販売できるため、商品をいくらでも追加できるからです。


■ 補充のいらない自動販売機

 私は、これを「補充のいらない自動販売機」と呼んでいます。俗に「チャリンチャリンビジネス」と呼ばれることもあります。

 この本では、1つのコンテンツで月に3万円の収入を目指します。2つなら6万円、3つなら9万円と、コンテンツが増えるごとに、3万円の収入が増えていく計算です。これがどんなに楽しいことかは、以下の記事からイメージしてみてください。

参考:全国のお父さんへ!3万円ビジネスを量産して人生を楽しみましょう!

 前述の通り、情報のダウンロード販売には、販売管理や出荷作業の手間がかからないので、いくらでも商品を追加することができます。

■ 日本人はノウハウが大好き?

 それでは、ダウンロード販売にはどのようなコンテンツがよいのでしょうか?

 この本では、ノウハウをおすすめします。なぜなら、私たち日本人は、ノウハウが大好きだからです。ノウハウとは「ものごとのやり方に関する知識。実際的な知識」という意味です。

参考:ノウハウ(のうはう)とは - コトバンク

 ノウハウとは、面倒なことや難しいことが、簡単にできるようになる、ちょっとしたコツのことです。

■ どんなノウハウを売ればいいの?

 それでは、いったいどのようなノウハウを販売すればいいのでしょうか?

 結論から言うと、あなたが本気で面白がっていることは、全てコンテンツとして販売できます。これを「こうすればうまくいく」という形で、ノウハウとしてコンテンツ化するのです。

 人に教えるような知識などない、という人でも、必ず1つや2つ、面白いノウハウを持っています。


■ 牛丼好きがここまでできる!

 例えば、あなたの大好物が吉野家の牛丼だとします。吉野家の牛丼には「つゆだく」や「頭の大盛り」「つめしろ」といった隠れた注文方法がありますが、あまり知られていません。

参考:【知らなかった】吉野家には「つゆだく」以外の12の隠しメニューがあった - NAVER まとめ

 そこで、これらの注文方法やサイドメニューを駆使して、「絶対ウマい!あなたの知らない吉野家の牛丼これが究極の食べ方ベスト3!」などというノウハウがあったら魅力的だと思いませんか?他の牛丼チェーン店と食べ比べても、面白いかもしれません。

 さらに、研究をすすめて「おうちで作れるアノ牛丼?完璧再現スーパーレシピはこれだ!」などと、味の再現を目指すのもいいですし、「まさかの吉野家超え?めちゃくちゃウマい!極上オリジナル牛丼」などというノウハウができたら、とても楽しそうです。

 このように、本当にあなたが好きなことを、ノウハウとしてまとめれば良いのです。


■ 見込み客は10万人もいる

 ところで、あなたと趣味嗜好が似ている人は、世の中に1000人に1人いる、という説があります。無作為に1000人を集めたら、あなたの好きなことに共感してくれる人が、1人はいるということです。

 一方、総務省の情報通信白書(平成29年版)によれば、2016年のインターネット利用者数は、1億84万人だそうです。

参考:総務省|平成29年版 情報通信白書|インターネットの普及状況

 つまり、日本の全インターネット人口の1000人に1人(約10万人)は、あなたと趣味嗜好が似ていることになります。あなたの見込み客は、インターネット上に10万人もいるのです。


■ 理論上は最大1億円の売り上げが!

 もし、1冊1,000円のノウハウを10万人が購入すれば、売上はなんと1億円にもなります。これは驚くべきことです。

 しかし、私たちは毎月3万円の売上を目指しますので、1日に1冊の売上があればよいです。1000円のものが毎日売れれば、30日では3万円の売り上げになります。

 見込み客は、1000人に1人ですから、1日に1冊を買ってもらうには、あなたの商品は、1日に1000人以上に見られる必要があります。この集客方法については後述します。

参考:ユニークユーザー (UU) とは | PVとの違い・計算方法


■ 文章で販売すべき4つの理由

 この本では、コンテンツの媒体を文章に限定しています。具体的には、前述の note というサイトで、電子書籍として販売することをおすすめします。

 理由は、扱いやすく、売りやすいからです。

 昨今は、映像や動画、音声などで、個人で発信できる媒体が増えました。しかし、以下の4点において、文章には一日の長があると考えています。

■  文章は始めやすい

 1つ目は、文章は始めやすいという点です。手元に紙とペンがなくても、スマホさえあれば、どこでも書き始めることができます。

 実際、後々のデータ転用を考えると、ペンではなく、最初からスマホで書き始めるのがベターです。

■ 文章は編集しやすい

 2つ目は、文章は編集しやすいということです。文章とは、分解すれば文字の羅列ですので、PCでもスマホでも、編集がとても簡単です。

 映像や動画の編集に時間がかかるのは、ご承知の通りです。もちろん、文章であっても図解やイラストを添えることはありますが、あくまで文章がメインとなります。

■ 文章は値段をつけやすい

 3つ目は、文章は値段をつけやすいということです。これは、書籍をイメージしてください。私たち日本人のノウハウ好きは、本屋を一周すればわかります。

 ○○の教科書、○○する技術、30分でできる○○、などのタイトルで、手を替え品を替えて、ノウハウ書が溢れていることを実感できると思います。

 一般的に、ノウハウ書の類いは、新書で700〜800円、高額なハードカバーでも3,000円程度が相場かと思います。これは裏を返せば、ノウハウコンテンツが、この価格で受け入れられる土壌が出来上がっているとも言えます。

 実際、この本の値段は1,480円ですが、価格に違和感はないと思います。

■ 文章は検索されやすい

 4つ目は、文章は検索されやすいという点です。Google 検索を思い浮かべてください。今でこそ、画像や音声から検索する仕組みができましたが、やはり、文字列から文章を検索するのが主流だと思います。システム的観点からも、文字列のマッチングというのは、自然なアルゴリズムだと考えます。

 そのため、検索される側のコンテンツは、文章で用意しておくのが良いのです。将来的には、思念や思考で情報検索できるのかもしれませんが、それでも検索のされやすさで言えば、文字の優位性は続くと考えます。

 以下、本文ではコンテンツのテーマの選び方や、その書き方、そして販売の仕方を、はじめての方にもわかりやすく丁寧に解説したいと思います。

 みなさまのお役に立てれば幸いです!

【目次】

はじめに
・時間を切り売りするしかないの?
・セミナーにも収入の限界があります
・補充のいらない自動販売機
・日本人はノウハウが大好き?
・どんなノウハウを売ればいいのか?
・牛丼好きでここまでできる!
・見込み客は10万人もいる
・理論上は最大1億円の売り上げが!
・文章で販売すべき4つの理由

第1章:コンテンツのテーマはこうやって選ぶ
・それを本気で面白がっているか?
・執筆を続けられないのはエネルギー不足
・あえて選ぶべきは狭いテーマ
・伝えるべきはあなたの熱量

第2章:無理なくできる!これがコンテンツの書き方です
・「○○すればうまくいく」という黄金パターン
・言い切りながら持論を展開する
・自信を持って持論を展開するコツ
・タイトルを秒速でキャッチーにする方法
・執筆のためのアプリはこれだけです!
・入力はスマートフォンの方がよくなった
・ユーザー辞書登録をマニアックに使う

第3章:私のコンテンツ販売の秘密をすべて公開します!
・無料エリアを優秀な営業マンにしよう
・無料エリアは品質をアピールすべき場所
・ツテのない個人がコンテンツを広告するには?
・何をツイートすれば効果的な広告になるの?

おわりに


■■ 第1章:コンテンツのテーマはこうやって選ぶ

■ それを本気で面白がっているか?

 それでは、ノウハウのテーマ選びは、どのようにしたらよいのでしょうか?

 それは「あなたが本気で面白がっているかどうか」という基準を採用することです。誰かに話したくて仕方がないか、うずうずしているか、同好の士と何時間でもトークができるか、という基準です。

 逆に言えば、それほど面白がっていないものをテーマにしてはいけません。その理由は3つあります。


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