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■■■ はじめに

■ いつでも時間が足りない人へ

 おつかれさまです。GOROLIB DESIGNの渋谷吾郎です。この本は、いつでも時間が足りない、1日を48時間あるように使いたい、そして早く仕事を終わらせたい、という人に向けて書きました。

 この本は、作業のやり直しをなくして、仕事の効率化を図るものです。今すぐに誰でもできる、とても簡単な方法です。

 例えば、ある作業を2回やり直した場合、最初の1回を含めると、作業は3回です。しかし、やり直しがなければ、作業は最初の1回だけで済みます。たったこれだけで、仕事の効率は3倍になるのです。

■ ほとんどの人がやり直しを見過ごしている

 ほとんどの人は、やり直しを見過ごしています。「私は、やり直しなど絶対にしない!」という人でも、細かいやり直しは無数に発生しています。

 やり直しによる時間のロスは、明らかな無駄です。なぜなら、いたって簡単に防ぐことができるからです。

 上司やクライアントからのダメ出しも、やり直しのひとつですが、ダメージを最小限にすることはできます。

■ なぜやり直しは発生するのか?

 やり直しが発生する原因は、イメージ(完成形)とシナリオ(手順)がないからです。

 イメージとは、その作業で到達すべき形、つまり完成形です。シナリオとは、そのイメージに到達するための道筋、つまり手順です。

 この2つを用意して仕事に臨むのが、シナリオイメージ仕事術です。サブタイトルの「最後の時間術」は、これ以上に簡単な効率化はない、という意味です。

 本文では、なぜシナリオイメージ仕事術でやり直しをなくせるのか、作業例を通じてご案内してまいります。

 お役に立てれば幸いです!

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