※このスクリプトは、スクリプト使い放題マガジン2(初月無料)に含まれています
参考:スクリプト使い放題マガジン2(月額)もごひいきに(初月無料です)
■オブジェクトサイズはフィットなのに位置だけがズレるときありますよね?
(クリックで動きます)
IllustratorでのWebデザインについては、最近は「ピクセルにスナップ」や「アセットの書き出し」などの新機能によって随分便利になりました。
しかし、整列や等間隔に分布などを行なうと、座標位置に端数が出るときがあります。ピクセルにスナップは便利ですが、座標位置の端数は、マウスで移動しないとスナップしないので、例えば、左上のx座標「-0.45 px」を「0 px」にするには面倒です。
カーソルキー(矢印キー)で微調整をしようと思っても、ピクセルにスナップをオンにしていると、オブジェクトは1pxづつ動いてしまうので、「-0.45 px」が「0.55 px」になってうまくいかない。これは、環境設定>一般>キー入力に関係しません。
結果としては、変形パネルで座標数値を直さなければいけないのです。
それぞれのオブジェクトサイズは、きちんとピクセルフィットさせているのに、位置だけがズレると少々面倒なオペレーションになります。そこで今回のスクリプトを作成した次第です。お役に立てれば幸いです。
■グループ化せずにスナップさせたい
このとき、オブジェクトを個別に動かそうとすると若干微妙です。例えば、タブの設計をしていて全体としてフィックス(きちんとピクセルフィット)しているのに、位置だけがずれる場合。このとき、グループ化しているかどうか「選択するまでわからない」という非常に悩ましい問題が起きます。
(1)グループ化されているかと思ったら、されてない
(2)グループ化されてないかと思ったら、されてた
参考:根底から見直すシリーズ:オブジェクトのグループ化と解除
そこで、今回のスクリプトは「選択範囲を左上の端数分だけ移動する」という仕様にして、グループ化しているかどうかを気にしなくてもいいようにしました。
(クリックで動きます)
【スクリプト概要】
グループ化しなくても選択範囲を左上座標の端数分だけ移動して全体をピクセルフィットさせるスクリプトです。
【スクリプトファイル名】
G552_pixelFitRound.jsx
【使い方】
(1)対象となるオブジェクトを選択します
(2)このスクリプトを起動します
(3)選択範囲を左上座標の端数分だけ移動して全体をピクセルフィットさせます
(4)端数の判定は四捨五入ですお役に立てれば幸いです!ではでは出羽の海。
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