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■ どうしたら思いが伝わり心が動くのでしょうか

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 おつかれさまです。GOROLIB DESIGNの渋谷吾郎です。

 最近、どうやって広告を作ったらよいの?という質問をよくいただきます。そこで「思いが伝わる!心が動く!はじめての広告づくりセミナー(入門編)」を開催しますので、ご興味のある方は、ぜひお越しください!

 広告とは、販促活動の一環であり、商品やサービスの売り上げアップを目指す営業ツールです。

 商品やサービスは、それらの思いがお客様に伝わり、さらにお客様の心が動くことによって、はじめて購入されます。広告には、情報を伝えて心を動かすという機能が求められているのです。これを踏まえて、どうしたら効果的な広告が作れるのかを、考えていきます。


■「これはいったい何か」を説明できるか?

「いったいそれが何なのかわからない」広告は、極めて致命的です。当然ながら、何だかわからないものにお客様はお金を払いません。はじめてその情報に出合った人ならば、なおさらです。初見の人に「これはいったい何か」をひとことで説明できるかどうかは、極めて重要なのです。

 お客様は、思いが伝わって心が動き、価格よりも価値がある!と判断した商品やサービスに対して、お金を払っています。「これはいったい何か」がわからないのは、残念ながら「門前払い」と言えるでしょう。


■ デザインの前に分析があるんです

 広告づくりというと、そのデザインや制作ツールに目をうばわれがちですが、その真髄は「分析」にあります。

 この分析のために、当セミナーでは「なにこれカード」というものをご紹介します。自作のカードであり、私自身、デザイン業務で使用しているものです。これを使って、広告媒体の構造分析や、商品・サービスの構造分析を行います。

 広告がうまくつくれなかったり、デザインが進まないのは、この分析が足りないからなのです。


■ どうして既存の商品やサービスの分析をするの?

 最初にカードB(企画・商品・サービス)の各指標に記入していきます。なにこれカードは、マーケティングやセールスの分析手法である5w2hから派生した「6w3h」という指標を使っています。

 参考:はじめての広告デザインにどうぞ!なにこれカードの使い方
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 なお「6w3h」については、以下のとおりです。

 what(何を)
 why(なぜ)
 whom(誰に)
 who(誰が)
 where(どこで)
 when(いつ)
 how(どうやって)
 how much(いくらで)
 how many(何回)

 なぜ、既存の商品やサービスを分析するのかといえば、これにより広告のデザインが決まるからです。すべてのデザインには根拠があるのです。なお、サブタイトルにもあるとおりカードBは、商品やサービスだけでなく、あらゆる企画についても効果を発揮します。イベントやキャンペーンの企画をする際にもご利用いただけます。

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■ 特に重要な「what(何を)why(なぜ)whom(誰に)」

 6w3hのうち、特に重要なのは、what(何を)、why(なぜ)、whom(誰に)の3つです。注釈すると以下のようになります。

 ・what…これはいったい何なの?
 ・why…どんないいことがあるの?
 ・whom…誰に向けたものなの?

 この3つに抜けやあいまいさが残る商品やサービスは、売れません。たとえ画期的な技術や、先進的なデザインだとしても、お客様の心が動かないからです。

 それ以外の指標も、改めて書き込んでみると、さまざまなことがわかってきます。例えば、“whom(誰に)”を明らかにすることで、広告の置き場所(where)や配り方(how)が変わってきます。SNSをやらない壮年層がターゲットならば、Facebook広告を出しても意味がないのです。

 つまり、カードBの指標によって、どんな媒体の広告を出すかが決まるのです。媒体が決まったら、その構造分析については、カードAを使います。


■ デザインが終わらないのは根拠がないから

 そもそも、このような分析がなければ広告は作れないと考えています。なぜなら「完成目標」がないからです。なにこれカードは、完成目標であり、これを目指して広告デザインを決めていきます。分析はデザインの根拠です。根拠がないからデザインが終わらないのであり、決定できないのです。


■ 実はラフスケッチで8割が完成している

 このセミナーは、パソコンや制作アプリは不要です。その代わり、お気に入りの筆記用具をお持ちください。ワークショップとして、広告のラフスケッチをしてください。そのとき、タイトルとおおまかなレイアウト、そしてキャッチコピーを書き添えます。

 デザイナーの立場から言えば、なにこれカードとこのラフスケッチさえあれば、大変よい仕事ができると考えます。広告デザインの8割は完成していると言えます。ここまでくれば、ご自身で作成しても、満足の行く広告ができるでしょう。また、迷わずに制作できるため、作業のスピードアップを図ることができます。


■ こんな方にオススメです

 このセミナーはこんな人にオススメです!

・商売やってて、自分で広告を作ってるけど、うまく作れているかわからない人
・広告作ってるけど、どこを完成としたら良いかわからない人
・そもそも広告って、どうやって作ったらいいのか知りたい人
・広告の作り方を、手法としてそろそろきちんと学びたい人
・デザイナーさんに頼んでも、うまく伝わってない気がする人


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※こちらからメール返信いたしますので、その時点でお申し込み完了となります。


■ 当日の持ち物

(1)作りたい広告の商品やサービスの内容
 →特にない方はこちらでご用意します!
(2)お気に入りの筆記用具
(3)会場は飲食が可能ですが、お飲み物などはご自身でご用意ください

※パソコンは不要ですが、ご持参してご利用いただくことは可能です(会場にWi-Fiあります)


■ 料金
 税込3,980円(120分:途中5分休憩あり)
 ※当日、現金でお支払いください。お申し込み名で領収証はご用意しておきます。


■ 開催日時
 2018年8月30日(水)13:00〜15:00
 2018年9月12日(水)13:00〜15:00
 2018年9月21日(金)13:00〜15:00

■ 当日のプログラム
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○ 広告とは伝えて心を動かすこと
・それが伝わるか?心が動くか?

○ たったひとつでも伝わらないという現実

○ SNSのタイムラインは激流である
・情報はどんどん流れていく
・DMやチラシは目もくれずにシュレッダー行き
・心が動くか?思いが伝わるか?

○ いったいそれは何ですか?
・商品やサービスを「ひと言で」説明できるか
・はじめての人でもわかるか?
・そこにwhyを追加すればキャッチコピーになる

○「なにこれカード」って何?
・広告デザインのための設計ツールです
・6w3hによる構造分析
・2つの切り口を見分けられるか?
・商品もサービスも企画だって設計できます

○ なにこれカードAを作ってみよう
・その広告媒体はなんですか?

○ なにこれカードBを作ってみよう
・その商品・サービスはなんですか?

○ ツールは問題ではありません
・Illustratorがすべてではない
・モノクロで伝わらなけばカラーでも伝わらない
・手描きコピーだっていいんです

○ 広告をスケッチしてみよう
・A4チラシを想定してスケッチしてみる
・本文は9ポイントをベースに

○ 下書き(スケッチ)があれば清書できる
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■ 開催場所

・SEE'D HOUSE シードハウス(旧えいごや)湘南台店

 神奈川県藤沢市湘南台3丁目7-4 クリエイト湘南1F
 小田急線・相鉄いずみ野線・横浜市営地下鉄「湘南台駅」出口Bという階段を上がり直進2分、「湘南台駅西口」という交差点のカドでございます


■ 講師プロフィール

 渋谷 吾郎(しぶや・ごろう)

 グラフィックデザイナー/GOROLIB DESIGN代表。主にIT企業系の商業デザイン(DTPおよびWeb)に携わる。
 GOROLIB DESIGN - はやさはちから -(http://gorolib.blog.jp/)では、スクリプトを使った様々なIllustratorの効率化を提案しており、その業務に即した内容は高く評価されている。またスクリプト実践セミナーを定期的に開催し、広く啓蒙に努めている。


■ お問い合わせ

 セミナーについてご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
 メールアドレス
 goro.shibuya@gmail.com


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※こちらからメール返信いたしますので、その時点でお申し込み完了となります。

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みなさまのお越しをお待ちしております!