なにこれカードのダウンロードはこちらから


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■ デザインが迷走する原因はここにありました

 おつかれさまです。@gorolibです。

 以前から、このブログやセミナーでたびたび登場している「構造分析シート」というものがあります。

 これから作ろうとしている広告について、「媒体の構造分析」と「内容の構造分析」を行い、効果的なデザインを行うものです。デザインの素養とかスキルのもっともっと前段階のものです。この分析結果がデザインを決めるといっても過言ではありません。

 ただし、「構造分析」というキーワードがあまりにも堅苦しいため、持ち運び便利なカード形式にして「なにこれカード」という名前に変えました。いったいこれは何?という問いかけが名前の由来となっています。


■ きちんと丁寧に分析するツールです

 構造分析とは、具体的には6w3hで行います。

 6w3hとは、マーケティングやセールスの分析手法である5w2hから派生したものです。

 参考:価格戦略を徹底分析!マーケティング戦略における5W2H :: 株式会社イノーバ

 5つのwである、what、why、who、where、when に、whomを加えて、6wとし、
 2つのhである、how、how much に、how manyを加えて、3hとします。

 これで6w3hです。

 まとめると、具体的には、what(何を)、why(なぜ)、whom(誰に)、who(誰が)、where(どこで)、when(いつ)、how(どうやって)、how much(いくらで)、how many(何回)となります。これらが決まっていない商品やサービスの広告デザインは考えられません。


■ これはいったい何なの?が言えるか

 この6w3hのうち、とくに大事なのは、what(何を)、why(なぜ)、whom(誰に)の3つです。もう少し注釈すると、ある商品やサービスについて、

 ・what…これはいったい何なの?
 ・why…どんないいことがあるの?
 ・whom…誰に向けたものなの?

 という3つの問いにきちんと答えられるか?ということです。

 ここで、答えられないのが問題ではありません。議論を尽くして「きちんと答えられるようにすれば」よいのです。問題は、これらをきちんとわからないままに広告デザインを進めてしまうことです。


■ デザインが迷走する理由

 どうして、デザインに取り掛かる前にこんな「七面倒臭い」ことをするのでしょうか?それは、これらがはっきりしていないと、広告の制作ができないからです。この行程があやふやだから、デザインが迷走するのです。

 以下、「新規開店の立ち飲み屋さん」にて、サンプルを作ってみました。


■ どうして「なにこれカードAとB」に分かれるのか?

 なにこれカードは2種類、「なにこれカードAとB」に分かれています。

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 なにこれカードAは広告媒体の分析に、なにこれカードBは企画・商品・サービスの分析に使います。

 それぞれの項目には、6w3hとともに、補足してあります。例えば、なにこれカードAの“what”には「これはいったい何?(チラシ?Web?)」と補足してあります。

 それでは、サンプルの内容について見ていきましょう。
 
 ここで、なにこれカードAとBは「極めて厳密に」分けて考える必要があります。サンプルのなにこれカードAの“what”は「A4チラシ」、なにこれカードBの“what”は「新規開店の立ち飲み屋」となっています。広告の媒体としてはチラシですが、お伝えする中身、つまり商品やサービスは「新規開店の立ち飲み屋」なのです。

 もちろん「なにこれカードAとB」で重複する項目もありますが、漏らさず書き込みます。ここを分けて考えられるかどうかがキモになります。


■ 広告づくりのあるあるがわかります

 なにこれカードAとB、たった18マスを埋めるだけで、広告づくりの「あるある」がわかります。例えば“whom”。ターゲットですね。これは誰に向けたものなのかが、


■ これを使ったカンタンセミナーを予定しています

 この「なにこれカード」使い方さえ覚えてしまえば、本格的で効果的な広告をカンタンに作ることができます!セミナーを準備していますので、ご興味のある方はお待ちくださいませ…


 お役に立てれば幸いです!ではでは出羽の海。


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