■当然オンでしょ?→オフのほうがよかったのです(笑)

 おつかれさまです。@gorolibです。

 こんな本も買いまして、すっかり音声入力にはまっております。さすが野口先生!超わかりやすいですっ!(面識はございませんが…)


 前提として、当方MacとiPhone使いなのですが、使ってみたところ、Google音声入力が最強だと思っていました。ところがGoogle音声入力は、Web上のGoogleドキュメントでしか使えないんです。

 iPhoneの音声入力は、まあまあ良いです。しかし、macOSの音声入力は、いかんともしがたい精度でした。

 なんでなん?おんなじリンゴの会社やん!
(すみません、関東人ですが)

 そこで音声入力の設定項目を見直してみました。

「拡張音声入力を使用」というチェックボックスがあるのですが、これをオフにしたら、めちゃめちゃ精度が上がったのです!設定は以下のとおり。

 システム環境設定>キーボード>音声入力

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■そりゃオンにするわ(しかもボタン名が間違ってるしww)

 この「拡張音声入力を使用」をオフにすると、以下のようなメッセージが表示されます。
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拡張音声入力を使用せずにテキストを音声入力すると、話した内容がAppleに送信されてテキストに変換されます。
話した内容をMacが認識しやすくするために、連絡先の名前などの情報も送信されます。

 いやいや、そりゃどう考えてもオンにするでしょ?

 しかも!(シカーモ!外人風)

 このダイアログのボタンがおかしい!今から「拡張音声入力を使用しない」ようにしようとしているのに「音声入力を有効にする」というボタン名称なのですね。

 いやいや音声入力はオンにしてるし!

 というわけでこのあたり、誤解が誤解を生んでしまってるようなので、まぁまぁ、いいじゃないか!水に流そうよ!と学割先生なみの理解力と包容力で(適当)お願いいたします!

 「拡張音声入力を使用」をオフにするには、キャンセルを選んでみてください。

 結論から言うと「オフラインでは使わない」のがベターなようです。オンラインでアップルの音声認識サーバにアクセスするほうが「より最新の人工知能情報を取得できる」と言うことなんでしょうね。
 ちなみに、野口先生の受け売りですが、音声入力は「長文を一気に喋る」のがコツです。おそらく、前後関係から言葉を判定しているものが多いのでしょう。文の途中から、もしくは単語だけを入力すると、たいてい誤入力となります。

 (1)長文を一気にしゃべること
 (2)細かい調整はキーボードで行うこと

 これが音声入力のコツだと思います。さらにもう1点付け加えるならば

 (3)音声入力をオンにする癖をつけること

 これも気をつけておきたいです。macOSの標準機能では「fnを2回押して」音声入力にするのですが、これを忘れると、

 マイクに向かってひたすらしゃべっている、アヤしいおじさん

 と、なります。文字通りの「ムダばなし!」(うまくないっ)

 お役に立てれば幸いです!ではでは出羽の海。


(追記180223)
またまた、したたか企画さんに教えていただきました。


拡張音声入力というのは、「音声入力コマンド」の前提条件のようです。音声入力コマンドとは「すべて選択」などと話すと、その操作を実行してくれる仕組みで「この音声は文字ではなくコマンドである」とするキーワード(例:コンピュータ)も設定できます。Siriと冗長な気がしますが、今後どちらへ流れるのか注目したいです。