(追記180116)
この話題、したたか企画さんのほうですばらしいソリューションが公開されております。ぜひご覧ください!

(写真はマルマン・ニーモシネの扉です)
■全国の文字起こし担当の方へ!今日から残業知らずです ^ ^
※ macOS X 10.0.0以降(PHP標準添付)の方に向けた記事ですが、PHP実行環境が使える方は有効です(よくわからない場合は、お近くのパソコン中年にお尋ねください)
おつかれさまです。@gorolibです。
先日の記事はiPhoneアプリの話でしたが「Googleの画像認識APIを使えばPCでも行ける!」というありがた〜いコメントをいただき(いつもありがとうございます)早速チャレンジしてみました。以下のサイトで勉強させていただきました。
参考:文字入力を根底から見直して30倍の効率にする
今回の記事をざっくり言うと次のとおりです。
・GoogleのOCRプログラムを使うと
・画像の中の文字が
・超カンタン・超正確にテキスト変換できる
iPhoneアプリでは画像化に若干の手間がかかりますが、今回はPC内に画像があればOKです。OCRを過信してはいけませんし校正は必須ですが、Googleの画像認識APIはこのくらい正確です。

(写真はマルマン・ニーモシネの扉です)
■結論(お急ぎの方へ^ ^)
(1)APIキーを取得する
(2)@ocr.phpをダウンロードする
(3)テキストエディタで開き、APIキーを書き換える
(4)PHP実行環境で@ocr.phpを実行する
■説明
(1)APIキーを取得する
こちらはQiitaさんの記事を参照してください(ものすごくわかりやすいです)。GoogleのOCRプログラムはAPIと呼ばれるものであり、そのプログラムを使う(結果をいただく)にはAPIキーというものが必要なのです(それくらいの理解にしときましょう。私も自信がないです(^_^;)
まずはGoogle Developers Console にアクセスします。
まずはGoogle Developers Console にアクセスします。
(2)@ocr.phpをダウンロードする
(3)テキストエディタで開き、APIキーを書き換える
@ocr.phpをテキストエディタで開き、"ここにAPIキーをセット" の部分を(1)で取得したAPIキーで書き換えてください。
(4)PHP実行環境で@ocr.phpを実行する
実はここがいちばんの難問でした…。むずかしい説明は私もわからんので(わからんのかい!笑)、さいしょからPHP実行環境があるmacOS X 10.0.0以降の方向けとさせていただきます。よくわからない方はお近くのパソコン中年の方にお尋ねください^ ^
4-1. @ocr.phpをユーザ名直下に移動する
これは実はどこでもよいのですが、ターミナル(後述)から実行しやすい環境がベター。もしあなたのユーザ名がtaroさんであれば、以下の場所です。
/Users/taro(の中)
4-2. ターミナルを起動する
アプリケーション>ユーティリティ>ターミナル
こういう画面が出てきます。よく見るとユーザ名(taro$)が出ていますよね?ここが今いる場所です。先ほど@ocr.phpを移動したのはこのためであり、「今いる場所」に材料がそろっているといろいろ捗るのです。

4-3. 画像をデスクトップにおく
画像ファイル名は英数字でカンタンにしておくのがベターです。例えば「1.png」など間違いのない英数文字がよいです。
4-4. PHPプログラムを実行する
php @ocr.php /Users/ユーザ名/Desktop/画像ファイル名
もしユーザ名がtaroさんで、画像ファイル名が1.pngであれば、以下をターミナルにコピペしてください。ふつうにコマンドVで大丈夫です。
php @ocr.php /Users/taro/Desktop/1.png
※@ocr.phpがユーザ名直下に保管してあれば、ディレクトリ(フォルダ)指定は不要なのです。
※@ocr.phpの前後に半角スペース開けてください。

エンターキーで実行するとこんな感じになります。

■設定が面倒な方へ
なお、上記の設定が面倒な方は代替手段もあります。
Googleドライブに保存した画像をOCRにかける方法があるようですが、ふだんGoogleドライブを使っていないと面倒ですね。
お役に立てれば幸いです!ではでは出羽の海。
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