■もはや禅問答!スクリプトを作るスクリプトです(笑)
唐突ですがIllustratorでのフォント変更については、CC2017からの「お気に入り・分類・類似フィルター」のおかげでだいぶ操作性が上がったようです。
しかしどうも私の肌には合いません。いえ、どうぞお気になさらずに(誰に気遣い?)。たぶん私が変態だからでしょう。鳴り物入りの新機能をほとんど使ってません…。
ではどういう機能かいいのか。具体的には「このフォント!」と思考した瞬間に反射神経レベルでフォント変更できるオペレーションが理想です。だから私はフォントごとの専用処理(アクションやグラフィックスタイル、ショートカットキー、スクリプトなど)を望んでいるのでしょうね。
フォント変更については多数決で決まるスクリプト(笑)なるものを提案したこともありますが、自分の中では定着しませんでした。
また別の観点から、そのフォント専用のスクリプトを作成して(手作り)手近に置いておくというご提案もしました。どちらかと言えばまだ後者のほうが自分の中で根付いております。
そこで今回「ねらったフォントに1秒で変換するスクリプト」を自動生成するスクリプトを作ってみました(なんだそりゃ笑)。物事を突き詰めると禅問答になるんですね。
スクリプトを作るスクリプトです。もはや自分でも何を言ってるかわかりません\(^o^)/
実験プロジェクトですので無料公開します。みなさま遊んでやってください。
■必要な道具は案件フォルダに入れる
この「フォント専用スクリプト」を思いついたのは、URLショートカットを案件フォルダに保管していたのがきっかけです。
みなさま仕事の案件ごとに専用フォルダをつくりますよね?そしてその中に版下や素材、支給データや見積書等を保管されていると思います。
私はこの案件フォルダにURLショートカットを入れています(拡張子.weblocや、.url)。例えばお客様の会社のURLや、印刷案件ならば印刷通販の価格表のURLなどです。Lancersならば案件そのものですね。これがあとから見直すときに大変役に立ちます。
ここから派生して、その案件で使ったフォントに変更するためのスクリプトを保管しておくと、大変便利なことがわかったのです。
なお、これはフォントファイルではなく「そのフォントに変更するためのスクリプトファイル」ですので念のため。フォントがインストールされていなけば、当然反応しません。
■スクリプトファイル名=フォントファイル名です
このスクリプトで生成されるスクリプトファイル名は、実際のフォントファイル名です。よってフォントファイルをspotlightなどで検索するのにも大変便利です。
■今回のスクリプト情報
【スクリプト概要】
そのフォントに変更するための専用スクリプトを生成します
【スクリプトファイル名】…ダウンロード無料です
【使い方】
(1)Illustrator上でフォント変更スクリプトを作りたい文字を選択します
(2)このスクリプトを起動します
(3)作成先フォルダを選択します
(4)その文字のフォントに一発変換できるスクリプトを生成します
(5)生成されたスクリプトを使って、他の文字のフォントが一発変換できます
【仕様】
(1)「フォントファイル名+jsx」というスクリプト名で生成します
(2)選択されたフォントが重複している場合は、スクリプトファイルは同名で上書きされます。
お役に立てれば幸いです!ではでは出羽の海。
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ダウンロード無料です
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