■道半ばですがまとめておきます
おつかれさまです。@gorolibです。
考慮不足でダウンロード中止していたスクリプトがなんとかなり、先日再リリースしたのですが、
このスクリプトでは配置画像のタテヨコピクセル数が必要でした。
解像度の単位はppi(ピクセル・パー・インチ)ですからね。
ところがこのタテヨコピクセル数の取得がかなり難解でした。配置画像(PlacedItem)のプロパティを参照しても、そのような項目はありません。
参考:
boundingBoxは変形前の配置画像の座標であり「おお!これはっ!」と思うのですが、残念ながらピクセル数ではありません(プロパティ名が平凡すぎていつもスルーしてましたが新たな発見でした)。
boundingBoxは変形前の配置画像の座標であり「おお!これはっ!」と思うのですが、残念ながらピクセル数ではありません(プロパティ名が平凡すぎていつもスルーしてましたが新たな発見でした)。
もちろんgeometricBoundsをはじめとした、width、heightの値でもないのです。
万策尽きて、したたか企画さんに相談したところ、それぞれのExifデータを参照したら?というヒントをいただきまして、最終的にはJAVASCRIPT TOOLS GUIDE(以下マニュアルと記します)の"Scripting Access to XMP Metadata"という項目を参照し完成した次第です。
結論から言いますと、したたか企画さんのお見立てで正解でした。いつもありがとうございますm(_ _)m
…えーっと、サラサラっと書いてますけど私の凡人ザボーガーアタマ(意味なし)では、2週間ほど悩みましたことを付け加えておきますorz(先人の方はすごいなぁ…)。
■XMPデータ?メタデータ?EXIFデータ?
さて、ここら辺の情報をググると、ファイルに持っているxml形式のデータは、
XMPデータなのか、メタデータなのか、はたまたExifデータなのか
という用語の問題に必ずブチあたると思います。統一しないと説明しづらいので、一応このブログでは
XMPメタデータの中にExifデータがある
ということで仮置きしておきます。Adobeのマニュアルに"Scripting Access to XMP Metadata"という記述がありますし、実際XMPメタデータを見るとこうなってますので…
ちなみにヨコピクセル数のプロパティは「PixelXDimension」でした。
ちなみにヨコピクセル数のプロパティは「PixelXDimension」でした。
(クリックで拡大します)
※ただ「Exifデータの中にメタデータという付加情報がある」という説明もWebのそこかしこにありますので、よしなに。
■XMPメタデータを見るには
XMPメタデータは各種アプリケーションから見ることができます。
(Finder)(クリックで拡大します)
(Photoshop)(クリックで拡大します)
(Rawデータ)(クリックで拡大します)
Rawデータは各種Adobeアプリケーションから閲覧できますが、Bridgeがおすすめです。またテキスト出力してエディタで見ることをおすすめします(AdobeアプリケーションのRawデータ閲覧画面は使いづらいww)
■サンプルで説明します
以下は上記の勉強中につくった検証用スクリプトです。ソース公開しておきます。
ここが実際にピクセル値を取得しているところですが、
XMPConst.NS_EXIF…名前空間
PixelXDimension…プロパティ名
となります。
マニュアルの280ページによれば、getPropertyはこのような使い方となっています。
XMPMetaObj.getProperty(schemaNS, propName[, valueType])
また名前空間の一覧はマニュアルの262ページを参照しました。
…ちょっと歯切れがわるいのはまだ完全に理解していないからです。ごめんなさいm(_ _)m
引き続きちゃんとわかるように勉強しますので、気長にお待ちくださいませ。
お役に立てれば幸いです!ではでは出羽の海。
コメント
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。