■コレもんのすげー便利です!(毎度手前ミソですが…笑)   
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おつかれさまです。@gorolibです。

イラストレーターでの制作ワークフローについて。

支給素材(jpgやpng)をアタリ画像として、とりあえずレイアウト。
レタッチを分業して最後に合流するというやり方は、割と一般的だと思いますが、仕上がった画像を再配置するのは意外と難儀します…。

オペレーションとしては、コントロールバーもしくは、リンクパネルオプションの「リンクを再設定」にて、ひとつづつpsdファイルに再設定されているかと思います。
(コントロールバーより)
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(リンクパネルオプションより)
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この入れ替えって一個一個やるしかないんですよね…(他にやり方があれば教えてくださいませ…)。もちろん、まとめて選択もできますが「あれ?どれがどれだっけ?」となって間違うことこの上ありません。

そこで配置画像の拡張子だけをpsdとして、再配置するスクリプトを作りましたのでご利用くださいませ。レタッチ後の画像はアタリ画像と同じフォルダに入れてください。

リンクフォルダがアチコチに散らばっている場合は、いったんパッケージ化して、Linksフォルダに置いてください。


■ファイル名は書き直さない派です!


このスクリプト、ファイル名は変更せずに、拡張子だけ変えて運用なさっている方向けです。

具体的には
アタリ画像…aaa.jpg
レタッチ画像…aaa.psd
とされている方にハマるスクリプトです。

ところで画像ファイル名は「代表者あいさつ.psd」などと用途に合わせた名称に変更すべきなのでしょうか?

このスクリプトの仕様からもおわかりいただけるとおり、私はファイル名は書き直さない派です。

たとえばaaa.psdを最初から作り直したいとき、aaa.psdからaaa.jpgに戻るのは簡単ですが、もし「代表者あいさつ.psd」などに変更されている場合に、aaa.jpgに戻るのは難儀します。

同じような画像が何枚もある場合などは、見た目から戻るのはほとんどお手上げですよね。

「いやそれだと、いる画像といらない画像がわからなくなる」という方には、パッケージ機能をおすすめします。もう最後までアチコチから集めてきていいのですが、最後はパッケージ機能でひとつにまとめればいいのです。そのときのLinkフォルダが「いる画像」です。あとは不要なのです。

参考:イラストレーターCC2015はパッケージ処理がやたら早くて号泣
 

■今回のスクリプト情報
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【スクリプト概要】
イラストレーター上の配置画像をすべてPhotoshopファイル(拡張子psd)に置き換えます。


【スクリプトファイル名】
G261_ReplacedPSD.jsx


【使い方】
(1)配置画像を選択します(複数選択可能。配置画像以外を選択していても大丈夫です)
(2)このスクリプトを起動します


【仕様】
(1)配置画像が処理対象です
(2)ファイル名が同じで拡張子psdファイルを検索します(元画像と同じフォルダで)
(3)対象ファイルがあれば置き換えます
(4)対象ファイルがない場合はエラーメッセージを文字として貼り付けます
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(5)処理対象件数を表示します
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(追記20190223)
epsファイルに置き換える別スクリプトをご用意しましたので、noteからダウンロードにてご利用ください。
G641_ReplacedEPS.jsx


■ダウンロードはこちらから

https://note.mu/gorolib/n/ncfeb8c321a58


お役に立てれば幸いです!ではでは出羽の海。