(追記161209)
不具合回収しました。レイヤーロックに対応していませんでした…すみません。ご利用の方は再ダウンロードをお願いいたします。


■複雑なオペレーションをドヤ顏する時代は終わります   

(クリックで動きます)

タイトルなし1


おつかれさまです。@gorolibです。

さて今回は「見えているすべてのガイドを1秒で実線にするスクリプト」でございます。

・ガイドを実線で使いたい(ガイドじゃなくしたい)が、
・そのガイドもガイドのまま残しておきたい

そんなときは以下のような複雑なオペレーションが必要でした…。

(1)そのガイドにマウスポインタを寄せる
(2)コマンド+シフト+ダブルクリック(実線にする)
(3)そのガイドを選択する
(4)カット(コマンド+X)
(5)前面にペースト(コマンド+F)
(6)ガイドにする(コマンド+5)
(7)前面にペースト(コマンド+F)

ガイドってとても便利ですが「動かない」が前提なので選択ができないんですね。ものすごく当たり前なのですが、ガイドってなかなかの「中間的存在」なのです…。


■複雑なオペレーションをドヤ顏する時代は終わる


唐突ですがこのごろ思うことは、イラストレーターに限らず
「複雑なオペレーションをドヤ顏する時代は終わる」
ということです。


どういうことかと言えば、ペンツールのようにその操作自体がむずかしいものは消滅していくということです。


だってそうでしょう、人間様はデザインを考えるのが仕事であり「複雑なオペレーションができること」は手段でしかない。


そう、キーボードとマウスを使ってベジェ曲線を描くオペレーションは、まだまだ発展途上なのです。


人工知能AIの発達もそうです。例えばデザイナーの考え方のクセや特徴をとらえて、デザインを補助していくツールは今後どんどん増えるでしょう。くりかえしますが「人間様はデザインを考えるのが仕事」になるのです。


水木しげるさんの物語であったNHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」では、あの水木さんのおどろおどろしい描画の元となる「背景の点々を延々と描くのが得意な」アシスタントさんがいました(名前わすれた…)。


別にその人がドヤ顏だったわけではないので念のため(たしか心優しいおだやかな人でした)。


しかし「延々と点々を描く」仕事は、現在では言わずもがなです…。スクリーントーンを貼る作業に代わり、そしてPC上で「一瞬で背景をつけるありとあらゆるツール」に代わったのです。


あの「おどろおどろしい世界観を描こう」という意思・モチベーションだけが残るわけです。


くも型定規できれいな線をかける人も、ムラなくポスターカラーを塗ることができる人も同様です。いえ決してそれがムダだったというわけではないのですが、過程だったということです。

このブログのスクリプトもまた、その過程なのかもしれませんなぁ。

「思考しただけで表現できる」

これがゴールかもしれませんが、それはもしかしたら「あの世」かもしれませんね(笑)


…話がそれました。この話題はいずれ…。


■動かないからガイド。動いちゃだめなんです


さて複数ガイドを実線にするなら
・ガイドをロック解除
・複数ガイドを選択
・ガイドの解除
でもいいのですが、ガイドのロック解除ってちょっとこわくないですか?

動いちゃいけないものを気軽に動かすなんて「ちょっと、ちょっとちょっと」ですよね(古っ!)

ガイドを解除しちゃうと、もはや実線なのかガイドなのか見分けがつかなくなり、それが気軽に動くもんですから、ものすごく不安になります。

というわけで私は「ガイドをロック解除しない派」でございます。


■まとめて消せるよう新レイヤーにまとめます


今回作成したスクリプトは「見えるガイドを全部実線として新レイヤーにコピーする」ものです。レイヤーロックは関係なく「見えているガイドは全部」実線としてコピーします。

ただ、当然いらないガイドもあぶり出されるので新レイヤーにまとめています。いらなくなったらそのレイヤーごと消してください。その方が便利です。


■今回のスクリプト情報

(クリックで動きます)

<スクリプトファイル名>
G228_GuideToSolid.jsx


<使い方>
(1)ガイドを表示します
(2)このスクリプトを起動します


<仕様>
(1)見えているガイドを複製して実線にします
(2)実線にしたものは新レイヤーにまとめます
  タイトルなし2
(3)レイヤーロックされているガイドも「見えているガイド」はすべて対象にします


<注意>
(1)「ガイドを非表示」にしていても、拾っちゃいますのでご注意を。使い方(1)のとおり「ガイドを表示」してからご利用ください(推奨)。


お役に立てれば幸いです!ではでは出羽の海。


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