■ショートカットを割り当てるとウェイト変更がサクサクに!
(クリックで動きます)
おつかれさまです。@gorolibです。
かねてから作りたかった文字のウェイトだけをサクサク変更できるスクリプトができましたので、公開いたします。ぜひともショートカットをつけてサクサクご利用ください。
例えば「ヒラギノ角ゴ StdN」で言えば、ウェイトはW1〜W9までありますので、これを順番にアップ(もしくはダウン)します。

■おそかったらどうしよう…
「かねてから」なのはビビっていたからです。処理内容は以下のとおり。
(1)インストールフォントをかき集める
(2)選択文字と同じフォントファミリーのウェイトをかき集める
(3)そのウェイト順に選択ウェイトをひとつアップ(もしくはダウン)する
しかし(1)や(2)を想像するに動かしたら最後、
まったく終わらずに固まるのでは?
まったく終わらずに固まるのでは?
という懸念がつきまとい、実装できませんでした…。ああ想像ってこわい(笑)
ちなみにインストールフォント数はつぎのスクリプトを起動するとわかりますが、
alert(app.textFonts.length)
私のiMacでは950(!)でした。
950て!
もちろんウェイト込みの数ですが、つまり(2)の処理で言えば「選択している文字と同じフォントかどうか判定」を950回もやるわけです。しかも選択文字ひとつにつき!
複数選択されてたらどうなっちゃうんでしょう!とビビっていたわけです。
というわけで、そーっとそーっと(笑)実験しましたが、
ソッコウで終わる\(^o^)/
ことがわかり、実装に踏み切りました。ぜひともショートカットをつけてサクサクご利用くださいませ。
■今回のスクリプト情報
(クリックで動きます)
<スクリプトファイル名>
G221_WeightUP.jsx…ウェイトをアップする
G222_WeightDOWN.jsx…ウェイトをダウンする
<使い方>
(1)文字を選択します
(2)このスクリプトを起動します。
<仕様>
(1)複数文字選択が可能です
(1)複数文字選択が可能です
(2)それぞれ選択文字のフォントファミリーからそのウェイト情報を集めます
(3)選択文字のウェイトをひとつづつアップ(もしくはダウン)します
(4)ウェイトの上限もしくは下限までいったら、ループします(例:いちばん太くなったら、その次はいちばん細いウェイトになります)
<注意>
(1)ウェイトの名前順にアップダウンしますので、
・ヒラギノ角ゴ StdNならいいのですが、
・A-OTF 新ゴ Proだとorzです(太さ順にならない)
ウェイトの太さ順に並べる方法がわからず…。なので太さ順が名前順になっていないフォントについては
ただウェイトがサクサク変わることのみ
お楽しみくださいませ…(笑)
お役に立てれば幸いです!
ではでは出羽の海。
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