@DTP Transit さんにセミナーでご紹介いただきまして!お礼スクリプトです(お中元みたいだ…)
拝啓 DTP Transit様
いつもお世話になっております。GOROLIB DESIGNです。
貴殿のセミナーにて当方のブログをご紹介いただいたようで、改めまして御礼申しあげます!
さて「アートボードの10mm内側にガイド作成する」という定型フローがあるので…というエントリーを拝見し、
DTP Transit@DTP_Transit
「アートボードの10mm内側にガイド作成する」という定型フローがあるので、これをアクションでラクしたいというご相談をいただきました。... https://t.co/BawzwNk252
2016/07/16 10:44:37
解決できそうなので、お礼のスクリプトとして無料公開いたします。どうごご利用くださいませ。お役に立てれば幸いです。
(クリックで動きます)


<スクリプトファイル名>
(無料ダウンロードできます)
<使い方>
(1)ガイドを引きたいアートボードをアクティブにします
(2)このスクリプトを起動します。
<仕様>
(1)アクティブアートボードの座標を出します。
(2)アートボードからオフセット値10ミリになるように長方形を描きます。
(3)その長方形をガイドにします。
■カスタマイズのキモっ!
今回のカスタマイズのキモとして、
(1)マージンの値を変更してみる
(2)ガイドにしない
をご案内いたします。
(1)マージンの値を変更する
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今回のカスタマイズのキモは、マージンの値。
7行目の
D1 = 10/ptEQ
の「10」がまさに10ミリを表しています。ここを15にすれば、
D1 = 15/ptEQ
マージンは15ミリになります。
ptEQは何かというと、ポイントからミリへの換算値です。
小数値でやってもいいのですが、あんまりビューティフォーじゃないので、そもそもの単位変換である
72ポイントで1インチ、1インチは25.4ミリ
を計算式にしています。
72ポイントで1インチ、1インチは25.4ミリ
を計算式にしています。
(2)ガイドにしない
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なお、この長方形をガイドにしないことも可能です。
15行目の
NEW.guides = true
を行ごと削除してください。ふつうに線として描画されます。
■ひとつしかないのになぜ変数名に1をつけるの?
さて、他の方から「変数になぜT1、L1などと数字をつけるのか?(ひとつしかなくても)」というご質問がありました。
深い意味はないのですが、「T」よりも「T1」のほうが、検索・置換がやりやすいからです。あとで変数名を一括変更することがよくあるので…。
なかなかアルファベット単文字で検索・置換はうまくいかず…。かといって長たらしい変数名もいやなので、そんな感じでお送りしております。
今後ともご愛顧のほどよろしくお願いいたします。
ではでは出羽の海。
※ソースも公開いたします。
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DOC = activeDocument
LAY = DOC.activeLayer
ABD = DOC.artboards
RCT = ABD[ABD.getActiveArtboardIndex()].artboardRect
ptEQ = 25.4/72
D1 = 10/ptEQ
T1 = RCT[1] - D1
L1 = RCT[0] + D1
W1 = RCT[2] - RCT[0] - D1*2
H1 = RCT[1] - RCT[3] - D1*2
NEW = LAY.pathItems.rectangle(T1, L1, W1, H1)
NEW.guides = true
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