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■白抜き文字もサクサクッとつくっちゃいましょう!

おつかれさまです。@gorolibです。

唐突ですが文字色を地色にして白抜き文字を作成するスクリプトを公開いたします。

ケースとしてはよくありますわな。ここ1〜2年はアピアランスに頼っていましたが、やはり「アピアランスと連動してしまうことへのさまざまな扱いづらさ」が目立ってきており、かつスクリプトの知識も増えてきましたので、作ってみました。

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<スクリプトファイル名>
G99_CharColorReverse.jsx

<使い方>
(1)テキストを選択します。
(2)このスクリプトを起動します。

<仕様>
(1)選択されたテキストの文字色で地色を作ります。
(2)テキストと地色はグループ化されます。
(3)地色の高さは行送りと同じです。行送りを大きくすると高さも高くなります。


■アピアランス枠でちょっとこわいこと


実は最近アピアランスからの脱却を図っているのは、アピアランス枠では「ちょっとこわい」ケースがあるのです(大げさじゃないです)。

例えば白抜き文字は左揃え、地色部分はすべて同じ大きさにしたい場合。

いったん複数行のエリア文字を作成して、自動エリア調整など行い、行ばらしで分割。
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同じ大きさにしたいので、塗りのアピアランスはこんな感じにします。
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上下に揃ってないのはバウンディングボックスがベースだからであり、
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だからといってオブジェクトのアウトラインをかけるとこうなってしまいます。
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左揃えはなんとなくあきらめて、中央揃えでもよいなら、これでいけますが、

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やっぱり左揃えがいい場合は、オブジェクトのアウトラインをかけずに行くしかないです。
(上下の調整はやはりアピアランスパネルのパスの変形で微調整する)
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しかし、しかし、入稿時に文字をアウトライン化すると今度はこんなんなってしまうのです!
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これは入稿前のセカセカ時にはちょっとあぶない。

もちろん文字のアウトラインの前にアピアランスを分割しておけばいいのですが、入稿手順としてはあまりにも「攻めすぎて」いる…。

もちろん、pdf x-4などで入稿できればいいですし、全体的に早くそうなってほしいですが、2016年時点ではなかなかでございます。


■ダウンロードはこちらから



https://note.mu/gorolib/n/n71be25c20639




(追記160622)
リクエストあり!背面のオブジェクトを、長方形ではなく正円で抜くパターンです
G99_CharColorReverse2.jsx

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