イラストレーターの文字サイズは"ポイント"か"級"か

おつかれさまです。GOROLIB DESIGNです。
イラストレーターの文字サイズは"ポイント"か"級"か問題について。

結論としてはわたしは現時点で"ポイント"派です。

経験不足や思慮不足をお許しください…あしからず。

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まあ理詰めで考えると、どう考えても級です。齢40にして通ったデザインの専門学校でも「文字サイズは級」と教えられました。

「級」とは言わずもがな0.25ミリのこと。ちなみに文字間などを測る単位は「歯」です。これも0.25ミリ。

判型はミリで測るだろう
→オブジェクトサイズや線幅もミリだろう
→だから文字サイズもミリ単位(その4分の1)で測る。当然だろう。
→なんか文句あるか!うぉー、という。

はい、なんの異論もございません。おっしゃるとおり。エディトリアルではポイントなんて論外です。

異論なく、そのとおりと信じて僕も現場(DTPオペレータとしてですが)では自論を展開しましたが、いろいろと事情があることがわかり、早4年…。文字サイズはポイントが根強いんです。

イラストレーターは文字サイズの単位が初期値=ポイントであることであることや、ワードやエクセルも文字はポイントで測ることが要因でしょう。

私もこの業界に入るまでは文字のサイズというのは、ポイントという単位しかないものだと思っておりました…。

またDTPオペレータとして現場では「版下の直しはほとんどポイントであること」をお伝えしておきます。「あるべき論」から見ると「文字サイズがポイント」であることが、はじめはイヤでイヤで仕方なかったのですが、次第にわかってきたことは
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文字において「ひとまわり」とは「1ポイント」に近いこと!!!!!
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がわかってきて、愕然としたのです。


1ミリは1ミリメートルであって、メートルとは
「かつてメートル原器で定義されたが、現在は真空中での光の速度により定められる」
単位であり、なんら人間的スケール(ヒューマンスケール)ではない。


一方で1インチは72分の1インチであり、Wikipedeiaでは「元々のインチは、男性の親指(爪の付け根部分)の幅に由来する身体尺だったとされている。古代ローマにおいて、フィートと関連づけられてその12等分した長さが1インチとされた。」とあります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%81


つまりポイントは身体尺、ヒューマンスケールなんですね。


ですから感覚として「ひとまわり」とか「ふたまわり」という感覚に近いのだと思います。


実際、DTPオペレータとして店頭で名刺の直しとかあると
「あー、もうひとまわり大きく!」なんて注文には1ポイントあげてあげると「おお、いいねいいね」となります。

長くなりましたが、イラストレーターでの文字サイズは、感覚的にはポイントがいいのではないかと思っております。

ちなみにDTPエキスパート試験では、行間と文字サイズの計算問題、さんざっぱらやりましたよね。そのときに「ぜひ文字サイズは級にしてくれーーーー」と思った方も多いと思います。

でもよっぽどのページ数で共同作業でもしない限り、行間と文字サイズの計算なんてしませんからね。イラストレーターccではテキストボックスの高さの自動調整もできますし!(これ、いいですよねぇ)


以上です。また気が変わったときにこの話題を書きます。