Adobe Creative Cloud(以下CC)のTypekitにて、
日本語フォントがインストールできるようになりました。
CCの使用料を払っていればダウンロードできるので、まあフォントとしては実質無料ですね。
「Adobe Typekit 縛り」という仕事
そこで語り尽くされたかもしれませんが、改めてTypekitについて考えてみたい。
これからCC利用が増えていくことを鑑みると「Adobe Typekit 縛り」という仕事が増えるんだろうなぁ(未来予報)と思います。
Typekitのフォントだけで作ってね!イラストレーターのアウトライン前ファイルを納品してね、という…。変更があった場合はクライアント側のはじめてイラストレーターを使うような「若い人」が修正できる。
(念のための補足ですが、イラストレーターのアウトライン前ファイルの納品はわたしの中では標準となりました)
(念のための補足ですが、イラストレーターのアウトライン前ファイルの納品はわたしの中では標準となりました)
つまりイラストレーターで制作の仕事をしている人は「修正の仕事は減る」と覚悟したほうがよさそうです。
最後まで残っていたと思われるフォントの問題はあっというまにクリアになってしまいました。
フォント製品(モリパス等)は、Adobe Typekitの仲間に入るように方針変換するか、フリー製品になってWeb広告収入で稼ぐかになると思います。
修正しやすいイラストレーターファイルで「若い人」と仲良くなる
なお、ここで「わざと修正しづらいイラストレーターファイルを納品する」のはやっぱり間違いだと思います。
この「はじめてイラストレーターを使う若い人たち」といかに仲良くなるかが、今後10年の課題だと思います。
これからイラストレーターの制作で稼ぐ人のミッションは「やっぱりプロは早いしうまい」といかにアピールするかです(早いは安いとほぼ同義です)。
もう修正作業は譲りましょう。
これからイラストレーターの制作で稼ぐ人のミッションは「やっぱりプロは早いしうまい」といかにアピールするかです(早いは安いとほぼ同義です)。
もう修正作業は譲りましょう。
…もちろん「CC利用」の普及のはやさにもよりますが、備えあれば憂いなしです。
ではまた。
追記151227
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遅ればせながら、モリサワフォントがTypekitの仲間になりましたね、やっぱり…。
フォントメーカーはフリーで提供してWeb広告収入で稼ぐのではなく、Adobeにフォントを売って稼ぐ方向のようです。